空になんてならなくていいよ 勝手に見つけて飛んでいくから 疲れたって気づかないふりして空元気でも飛び続けるから 疲れていることに気付いてしまえば虚栄も崩れて堕ちていく 翼をなくすその前に 宿り木になってほしい 羽を休めるその場所に どれだけ遠く離…
貴方の前では自然体で居られた。 でも、社会は自然な私を望まない。 働きたくて、収入がほしくて。 みんなと同じ状況で、肩を並べて歩きたくて。 社会に出るには自然な私を封じる術を、演技で良いから習得したくて。 社会が求める"人材"としてのイメージを掴…
幼い頃の記憶。 父に良い聞かせられた、判断を迫られた質問であり、私を形成してきた問題。 家畜は死んでからが仕事である。 食肉として人や肉食獣が生きるために欠かせないものとして真価を発揮するために、生きている間は無償で食事や空間等の必要なものが…
最近少しだけ考えられるようになってきた。 入社する直前辺りに会社が統合したためにグループメンバーが緊張していた、とは聞いていたけれど。 二年目、メンバー同士のコミュニケーション程度の会話がはじまった。良いことだと思った。 三年目。コミュニケー…
丸くあれと四角は産み落とされた 角は引っ掛かるが丸く丸みを帯びてなんとか丸く転がれるようになった そん時には丸は止まりかたを覚えて 助走をつけて走っては転んで丸まって勢いつけて距離を延ばして着地して繰り返して仲間に囲まれていた 角張った体じゃ…
考えることを放棄したくない そう思ってた僕は社会的敗者になり果てた 遠く虚ろな瞳でにちゃっと音がしそうな笑顔の中で、同じ事を繰り返し続ける輪の中で。 「出来ない」を「出来る」ようにする方法を探すことを手放して、なんで考えるの?出来る筈ないじゃ…
誰も理解してくれなくていいんだよ。 イジメられても、ハブられてても、そんな事は関係ないよ。 辛いけど、苦しいけれど、耐えてる君は強く優しい人になれる。 「将来君はどんな人になりたい?」 その姿は今の自分とは正反対かもしれない。 それでも良い。 …
剥がれ落ちていく幻想に 伸ばした腕は儚く千切れた 失ったものの代償に この世界は私に始まりを与えた 遠く君が望んだそれはこの世界に阻まれた 拒まれ消えるその夢は千々に紛れてもそこにある 目に見えぬなら閉じれば良い 聞こえないなら両手を閉じて 想い…
甘い果実の匂い 熟した足ならもういらないから 青い果実のご褒美のように やわらかな腕に抱かれて 眠る 今は 昨日の午後1時目眩がするほど 時計の針を逆さまにして蜃気楼へ飛び込んだ そこは甘い甘い海の底 自由になって泳げる魚 さ迷える脚は置き去りに 両…
片腕を切り落として泣いていた 「痛みを返して下さい」 滴る雫の色も見えずに 「ただいまは...」 うつむいてる 薄れていく記憶 感情の中で 失わないよう握りしめていた 掠れはじめた声を奮わせ 糸と縁を繋いでた 甘く薫るフルーツの香りが この心も強く震わ…
そろそろ19時、みなさんご飯をたべましょう 食欲がありませんか。 お薬処方しておきますね。 23時です。みなさんお布団へ入りましょう。 眠れませんか?お薬処方しておきますね。 さぁ、7時です。起きてください。 起きれませんか? お薬処方しておきますね…
折れて膝をつきながらも歯をくいしばり立ち上がろうとする姿に憧れた。 転んでも何事もなかった様に立ち上がり呆然と立ち尽くす私は空っぽだから。 膝をつく悔しさ、辛いながらも歯をくいしばる強さ、立ち上がろうとする勇気。 そのどれもが美しい。 そんな…
あの日見つけた日溜まりが スポットライトだったと識る 頸の外れた日溜まりは 私の詩など知る由もなく 謳う理由を亡くしてしまった。 さ迷う足に聞こえた歌声 "僕は此処だよ" 叫んでた 何時か出会った深淵の先で 別れた貴方は歌ってた なれば私も謳う他ない …
ローソンで売ってるバスチーというチーズケーキ。 冷蔵庫で冷やして食べるものの、口に入れると (もうちょっと冷えてた方が美味しそう...)Οο(*・ω・) 等と思いながら食べていたのですが、ふと思い立ち1日冷凍庫で冷やしてみました。 もう、劇的うっまー!(*…
夜、眠るとき。 うつ伏せになって、左耳を枕に当てると聞こえてくる。 生きているのか、死んでいるのか分からなくなる時。 ちゃんと生きてるよって教えてくれる。 呼吸をするのが苦しくなったら目を閉じて、この音が途絶えた時を妄想する。 きっと周りは喜ん…
唄いたいよ 大きな声で 切り抜いた空白の時を埋めるように あの力強い歌声をもう一度 拳を握って天に突きつける I wanna be continued!