Re 日溜哀歌

直向きに、気まぐれに。

Re:日溜哀歌 Ⅱ

あの日見つけた日溜まりが

スポットライトだったと識る

 

頸の外れた日溜まりは

私の詩など知る由もなく

謳う理由を亡くしてしまった。

 

さ迷う足に聞こえた歌声

"僕は此処だよ" 叫んでた

何時か出会った深淵の先で

別れた貴方は歌ってた

 

なれば私も謳う他ない

例え輝が別っても

中合わせで 片足だけで繋がっている

 

深淵の先で出会った君へ

光を喪う僕から捧ぐ

 

Re:日溜哀歌